メモシステムを切り替えた。EvernoteからSynology Note Stationに移行して使っていたものの、ファイルから一括でノートが作れない、一括でタグがつけれないなど地味に不便で、またiPhoneから見た時にタイトルは見れるものの本文が見れないということがたまにあり致命的だということで再度の移行を決断。
- データエクスポート
Note Stationは専用のデータ形式のみエクスポート可能。.nsxというファイル。まずこれをエクスポートする。デスクトップアプリからだと一度失敗していたが、エラーなどもでなかったので後で判明して苦労した。DSM上でエクスポートしてからデータを取る方法をオススメ。 - 変換ソフト
有志の方がnsx形式をmarkdown形式に変換するものを作ってくれていたのでこれを利用。感謝。
https://github.com/Maboroshy/Note-Station-to-markdown
この中にある nsx2md.py が実行ファイルで、カスタマイズするためにテキストエディタで編集。
冒頭にある下記2つをFalseからTrueに変更。これで作成日、更新日も出力してくれる。
insert_ctime = True
insert_mtime = True
さらに、更新日である「Modified」が2箇所あるが、これを「Updated」に置換。Joplinの取り込み形式に合わせる。
あとはコンバートをかけたら、MarkDownファイルがたくさんできあがる。 - Joplinでの取り込み。
インポートで「MarkDown + Front Matter(ディレクトリ)」を選択し、コンバートされたディレクトリを指定する。ディレクトリ名がノートブック名になる。複数ある場合は繰り返し。
取り込みは以上だが、7000以上あるノートの1つだけが壊れていたようでURIエラーというのが取り込み時に出た。それが出ると、それ以後のノートが作られていつつも、添付ファイルが開けないというわかりにくい不具合状態になる。Markdownファイルを分割して何度も繰り返し、かなりの時間をかけて問題のファイルを発見してそれを取り込まないようにする必要があったので大変だった。